2021年03月31日14時43分
【ニューヨーク時事】米東部ニューヨーク市でアジア系の女性(65)が男に蹴り飛ばされ、頭を踏みつけられる様子を撮影した監視カメラの映像が波紋を呼んでいる。映像を公開したニューヨーク市警によると、男は女性に対して反アジア感情をあらわにする発言をしており、市警はヘイトクライム(憎悪犯罪)の可能性があるとみて容疑者の身元特定を急いでいる。
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事件は29日午前11時40分ごろ、繁華街タイムズスクエア付近の路上で起きた。映像では、男が歩いていた女性の腹部を突然蹴り、倒れた女性の頭部をさらに数回踏みつけた後、立ち去っている。女性は重傷。米メディアによると、女性はフィリピン系で、男は女性に「ここはお前のいる場所じゃない」と話したという。
映像によると、近くのマンションのロビーで警備員ら3人が事件を目撃していたが、男が去った後も女性を助けず、1人は入り口のドアを閉めていた。マンションの管理会社はその後、事件を見ていた職員を停職処分にしたと発表した。
NYで65歳アジア系女性暴行 映像が波紋、目撃者助けず - 時事通信ニュース
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