
バイオ新興企業VLPセラピューティクス・ジャパン(東京)は、新型コロナウイルスワクチンの国内臨床試験を6月にも開始することを明らかにした。新型コロナの遺伝物質の一部を成分とするタイプで、大量生産しやすい特徴があるという。2022~23年の実用化を目指している。
ワクチンは、VLP社や大阪市立大などが共同で研究開発。ウイルスの突起部分を作る遺伝物質「メッセンジャーRNA(mRNA)」を、体内で自己増殖させる技術を使っており、米ファイザー製などに比べ、少量で効果を得られるという。
接種回数は1~2回で、動物実験では変異ウイルスに対する有効性も確認したという。臨床試験はまず、数十人規模で安全性などを確かめ、秋には第2段階の試験に進む計画だ。
国内製造については、富士フイルムと契約を締結した。数か月で1億回分の生産が可能とみられ、将来は、海外輸出分の製造も検討している。VLP社は、米国立衛生研究所でワクチンの研究をしていた赤畑渉氏らが設立した米バイオ企業の子会社。
国産ワクチン臨床、6月にも開始…数か月で1億回分の生産可能 - 読売新聞
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