将棋の藤井聡太二冠が、八大タイトルの1つ「叡王戦」の挑戦者を決めるトーナメントの準決勝に勝ち、挑戦者決定戦への進出を決めました。決定戦は6月26日に行われ、藤井二冠が、この対局にも勝つと、早くも3つ目のタイトル挑戦が実現することになります。
藤井聡太二冠（18）は、去年、八大タイトルのうち「棋聖」と「王位」を立て続けに獲得して、史上最年少で「二冠」を達成し、今月から、それぞれの防衛戦に臨む一方、現在「叡王戦」の挑戦者を決めるトーナメントでベスト4にまで勝ち進んでいます。
22日、その叡王戦のトーナメントの準決勝が東京で行われ、先手の藤井二冠は丸山忠久九段（50）を相手に的確な指し回しで攻め入って、次第に優勢に持ち込み、午後4時すぎ、87手までで丸山九段を投了に追い込みました。
藤井二冠は、6月26日に行われる挑戦者決定戦で、ことしの名人戦に挑戦者として登場した若手実力者の斎藤慎太郎八段（28）と対局することが決まり、この対局にも勝てば、早くも3つ目のタイトル挑戦が実現することになります。
将棋 藤井聡太二冠 3つ目のタイトル「叡王戦」の挑戦に王手 - NHK NEWS WEB
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