安山の10点に、オシポワは動揺した。結局、オシポワの矢は8点となり、安山が金メダルを手にした。 安山は準決勝と決勝で二度のシュートオフを乗り越えるほどの強心臓であることを証明した。 安山は試合後、シュートオフ時の状況について、「心の中で独り言を続けながら、自分自身を落ち着けようと努めた」「自然と『怖がらずに適当に射ろ』と思った」と笑った。シュートオフ時は全く緊張していなかったという安山は「分からない。試合が終わったらもっと緊張している」と言った。 生まれて初めての五輪で金メダル3個を手にした安山だが、むしろ試合を楽しんだと語った。安山は「意識していつもより明るく試合をした。面白かった。緊張感より、面白くて(試合中に)たくさん笑うことができた」と語った。事実、シュートオフで安山の矢が放たれた瞬間に記録された心拍数は118 bpm(毎分118回)だった。一般成人は平常時の心拍数が100 bpmを超えない。安山の心拍数は平常時とあまり変わらなかったのだ。 一方、オシポワのシュートオフ時の心拍数は167 bpmだった。心拍数の差が勝敗を分けたとも言える。 パク・チェスン総監督は、韓国の選手たちがシュートオフで強い理由について、「選手たちは練習時、シュートオフをゲームとしてよくやる。ときどき(どちらが勝つか)当てっこをすることもある」と説明した。
東京五輪:アーチェリー3冠・安山、心拍数118でシュートオフ…対戦相手は167(朝鮮日報日本語版) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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