東京都が若い世代向けに渋谷区に設けたワクチン接種会場は28日から抽せん券を配る方法に変更しましたが、29日も朝6時半には数十人が列を作っていました。
東京都が27日から渋谷区の「区立勤労福祉会館」に設けた若い世代向けのワクチン接種会場は当初、事前予約なしの先着順で接種を始めましたが、大勢の人たちが未明から訪れるなどして混乱したことから、都は28日から午前9時から10時半までの間に訪れた人に抽せん券を配る方法に変更しました。
しかし、29日も午前6時半ごろには30人から40人ほどの人たちが列を作り、東京都は予定よりも2時間ほど早い午前7時ごろから、抽せん券の配布を始めていました。
抽せん券を受け取った30代の男性は「きのうも並んだが抽せんで外れたのできょうは6時半ごろから並んだ」などと話し、20代の女性は「きょうは5時半に来た。ネット予約がなかなかつながらないので予約無しの会場に頼るしかなかった。もっとほかにも予約無しの会場ができたらいいと思う」と話していました。
29日に抽選券を受け取ったのは、28日よりも4割ほど少ない1357人だったということで、354人分の接種枠に対する倍率は、およそ3.8倍だったということです。
都によりますと、28日は列の最後尾が一時、およそ1キロ離れたJR原宿駅の近くまで達したということですが、29日は長い行列になることはなく、目立った混乱もなかったということです。
渋谷 ワクチン接種会場 29日も早朝から数十人の列 - NHK NEWS WEB
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