大村秀章知事は二日の記者会見で、新型コロナウイルスの入院患者数の七日間平均が県独自の指標で「厳重警戒」(国の指標でステージ3相当)になる時期について「今週末にかけて時間の問題ではないか」と述べ、その時点でまん延防止等重点措置を国に要請せざるを得ないとの見方を示した。(伊藤隆平、戸川祐馬)
大村知事は、新規感染者数と入院患者数の七日間平均がともにステージ3になれば、まん延防止措置を要請する方針。新規感染者数は七月三十日時点でステージ3となった。入院患者数も今月一日時点で二四九・一人と、ステージ3の三百人に近づいている。
まん延防止措置になった場合の酒類提供について、大村知事は「最初の時点では、酒類提供はなし」と述べ、感染が減少傾向にならない限り提供を認めない政府方針通りに対応する考えを明らかにした。
県は、一日当たりの新規感染者が百人台となった七月二十一日を感染拡大の第五波の始まりとみている。感染者の年代をそれ以前と比べると、七十代以上が少なく、四十代以下が多いのが特徴。七月二十一日〜今月一日の感染者のうち七十代以上は2・5%、四十代以下は八割近くを占める。
七十代以上の感染者は、ワク...
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