新型コロナウイルスの影響で落ち込んでいる鉄道利用について、JR四国の西牧社長は今月に入って観光客が戻ってきていることから「最低の時期は脱した」という認識を示しました。
JR四国の西牧世博社長は27日の定例会見で、ここ最近の鉄道の利用状況について発表しました。
それによりますと、先月の定期券を除いた切符などの収入は9億800万円と去年の同じ月の77%でしたが、今月は21日までの速報値で去年の同じ期間の99%となり、回復傾向にあるということです。
一方で、感染拡大前のおととしの同じ期間と比べると半減しています。
これについてJR四国は、全国的に新型コロナウイルスの感染者数が減少する中、四国でJRグループなどが主催する観光キャンペーンが今月から始まり観光客が増えている一方で、出張などのビジネスの利用は低調な状態が続いていることが主な要因だとしています。
西牧社長は「鉄道の利用者数が最低の時期は脱したと思っている。感染者数がこのまま落ち着けば利用者の不安も取り除かれ、数字が上がってくるのではないかと期待している」と話していました。
JR四国社長「鉄道利用者の数 最低の時期は脱した」|NHK 香川県のニュース - nhk.or.jp
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