クリスティアーノ・ロナウドも「28」でデビュー
これは小川洋子の小説を映画化した「博士の愛した数式」(2006年公開)で、交通事故によって脳にダメージを受けたことで記憶を80分しか持続できない数学者で元大学教授の「博士」が、心を通わせる家政婦、そして「√(ルート)」と呼ぶタイガースファンのその息子に語った言葉である。 完全数「28」と江夏の完全なピッチングがシンクロして、博士の「28LOVE」が伝わってくる。神秘なる、完全なるものとの出会いに胸を躍らせるのかもしれない。 録画していたこの映画を観ながら、「28」を背負った選手たちを思い起こした。江夏、新浦壽夫、星野伸之とサウスポーの香りが漂う。サッカーだと先日、引退を発表した玉田圭司の出世番号として知られる。海外サッカーに目を移せば、あのクリスティアーノ・ロナウドもプロデビューしたスポルティング時代は「28」だった。 あれ、待てよ、と思った。
森保ジャパンになって最多の招集した人数
この映画を観る前、「28」という数字を気にしていた自分がいた。 スポーツライターの私が、完全数なるものに興味があったわけではない。うーん、何だっけ。やっとこさ、思い出すと、それはサッカー日本代表が今回のアジア最終予選・ベトナム、オマーンとのアウェー2連戦に招集した人数だった。私が記憶する限り、公式戦に向けたA代表の活動においては森保一監督の体制になって最多の数だと認識している。 基本的には試合メンバー登録数に合わせた「23」が目安になる。1ポジションに2人ずつGKにもう1人という考え方。紅白戦をやるにしてもフィールドで余剰人員が出ない。コンディションが読めない選手やどうしても自分の手元で見てみたい選手がいる場合、1、2人追加されるケースはある。つまり23人プラス1、2人というのが一般的だと言える。
森保ジャパンの代表招集「28人は多すぎ」問題 ベンチにも入れない選手がいてはプライドもモチベーションも…(Number Web) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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