将棋の藤井聡太叡王（１９）＝王位、棋聖＝が８日、都内で行われた第６期叡王就位式に臨んだ。
７～９月に行われた五番勝負では豊島将之竜王（３１）に挑戦し、５度目のタイトル戦で初めて最終局に突入する激闘の末、３勝２敗で叡王を奪取。１９歳１か月の史上最年少三冠となった。
１０月に入ってから棋聖、王位に続く３度目の就位式となり、タイトルホルダーの象徴とされる黒紋付羽織袴姿もすっかり板についた藤井叡王は「今期から叡王戦五番勝負は持ち時間が４時間になり、決断良く指すことを心掛けてきました。フルセットになりましたが、最終局もその方針通り指すことができ、良い結果につなげられました。主催の不二家様には予選の対局からペコちゃんＢＯＸでお菓子をご提供いただき、糖分補給をして集中して対局することができました。五番勝負ではケーキもご用意していただき、おやつを選ぶのも大きな楽しみでした」と謝辞を述べた。
日本将棋連盟会長の佐藤康光九段（５２）は「藤井叡王が盤上に何を表現するか。一局一局、将棋の歴史が刻まれていることを痛感しました」と最大の賛辞を贈った。
藤井聡太叡王が不二家主催の叡王就位式に出席「おやつを選ぶのも大きな楽しみでした」 - スポーツ報知
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