(CNN) 米運輸保安庁(TSA)は27日までに、感謝祭の休暇シーズンに合わせ、民間旅客機の搭乗者数が新型コロナウイルス禍の時期での最高記録を示したと報告した。
米国内の各空港で保安検査の対象となった乗客は今月24日には約231万人と、昨年3月以降では最高水準だった。
コロナ禍が始まる前の2019年11月の第4水曜日と比べれば88%の水準で、昨年の同日比では倍以上の規模となった。
TSAが200万人以上の搭乗客を調べたのは今月24日で7日間連続となった。
全米自動車協会(AAA)によると、感謝祭の休暇で旅行する米国人は推定で約5340万人。空路の場合は数百万人規模とみている。
空の旅の需要増大を受け米司法省は、機内で規則を無視し暴力行為などを働く数千人規模と想定する乗客の取り締まりを強化する方針を表明。ガーランド司法長官は各地の検察当局に対しこれら乗客の逮捕や訴追を優先課題にするよう指示した。
米連邦航空局(FAA)が報告を受けた、機内での規則の逸脱行為は5300件以上で、調査の対象となったのは1000件以上。科した罰金の総額は160万ドルとなっている。
ただ、司法省自体には機内の暴力行為を刑事立件出来る権限がないため、航空業界団体などからは検察当局の介入を求める声が強まっていた。
旅客機乗客数、コロナ禍期間で最多に 感謝祭休暇で 米 - CNN.co.jp
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