１０月３１日が投開票日だった衆議院選挙で、宇和島市の選挙管理委員会事務局が投票者数を１人少なく集計するミスがありました。
宇和島市によりますと、先月２７日、点字で投票する有権者が期日前投票所を訪れた際、投票を支援した職員が入場券の提出を忘れるミスがあったということです。
さらに、この日は投票者数や投票用紙の発行枚数などの最終的な点検作業も怠っていました。
このため、この有権者の小選挙区と比例代表それに国民審査の投票は、有効票として処理されましたが、市の投票者数が、実際よりも１人ずつ少なく集計されていました。
市は、正しい投票者数は小選挙区で３万５３３９人、比例代表で３万５３３５人、国民審査で３万５３１４人だとしています。
愛媛県選挙管理委員会は、この宇和島市のミスについて状況を確認中だとしています。
宇和島市選挙管理委員会事務局は「特別な対応が必要な選挙人が来場した場合にも、名簿と照らし合わせる処理を忘れずに行うことなどを職員に徹底して再発を防止したい」と話しています。
宇和島市で衆院選投票者数の集計ミス｜NHK 愛媛のニュース - NHK NEWS WEB
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