日本相撲協会は2日、理事会を開き、来年春場所(3月13日初日・大阪府立体育会館=エディオンアリーナ大阪)を有観客で行う方針を決定した。新型コロナウイルスの影響で昨年春場所は大阪で無観客開催、今年は東京での開催に変更されており、大阪で観客を入れての開催となれば3年ぶり。今年は名古屋場所、九州場所も開かれており、地方場所はすべて再開される。
1日の観客数上限は定員の約75%に緩和し、芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、1日あたり約5000~5500人となる見通し。4人用升席を2人用とする方針は変わらないが、土俵下の「
また、相撲協会は新型コロナウイルス対応指針の一部改訂も発表した。協会員へのワクチン接種の推進を掲げたほか、「ワクチン・検査パッケージ」制度を活用した観客動員の検討も盛り込んだ。感染対策の緩和については、政府・自治体の方針や専門家の見解を尊重するとした。
現在、相撲協会は協会員への行動制限を条件付きで12日まで解除しているが、新変異株「オミクロン株」が国内でも確認されたことを受け、広報部長は「万が一、感染状況が悪くなった場合は、協会独自の行動規制をまた行うかもしれない」と説明した。
来年の春場所、大阪で有観客開催へ…観客数上限は定員の約75%に緩和 - 読売新聞
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