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Thursday, June 16, 2022

back number、竹内涼真&横浜流星ダブル主演の映画「アキラとあきら」主題歌を担当(動画あり / コメントあり) - 音楽ナタリー

back numberが8月26日に公開される映画「アキラとあきら」の主題歌を担当する。

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三木孝浩が監督を務める「アキラとあきら」は、「半沢直樹」「陸王」など数々のベストセラーを生み出してきた作家・池井戸潤による小説を原作とした映画。同じ“あきら”という名前を持つ2人の若者が真逆の信念を持ちながら巨大企業の再建に挑むさまを描いた作品で、竹内涼真横浜流星がダブル主演を務める。back numberが三木監督の作品に主題歌を提供するのは、2016年に発表された映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の主題歌「ハッピーエンド」以来となる。

「アキラとあきら」の主題歌のタイトルは「ベルベットの詩」。清水依与吏(Vo, G)は楽曲について「傷も癒えないまま歩み続け剥き出しになった『中身』のような自分を、本能のままに叫ぶのではなく、美しいものだと願って歌う。もしかしたら自分達にとっても、いま必要な楽曲として生まれて来てくれたのかもしれません」とコメントしている。

YouTubeでは主題歌を使用した映画の予告映像が公開された。

この記事の画像・動画(全3件)

清水依与吏(back number)コメント

どの角度からも後押しできる力強さを持った作品なので、「音」の部分は早々に心が決まりましたが「言葉」の部分では盛大に苦戦しました。
書き込んで、歌い、直して、歌い、ぐしゃぐしゃに丸めて、また真っ白い紙に向き合う。
この作業を何度も何度も繰り返す事が、「アキラとあきら」の中で、苦悩や葛藤に晒されながら生きる登場人物の1人として「ベルベットの詩」を招き入れて頂く為にとても重要だったように思います。
傷も癒えないまま歩み続け剥き出しになった「中身」のような自分を、本能のままに叫ぶのではなく、美しいものだと願って歌う。
もしかしたら自分達にとっても、いま必要な楽曲として生まれて来てくれたのかもしれません。

三木孝浩監督 コメント

自分の弱さと向き合う不安に怯えながらも必死で何かに立ち向かおうとしていたあの頃の初期衝動を思い出させてくれるような、荒々しくも優しいこの歌に激しく心揺さぶられました。

清水くんは自分のことしか歌えないと言うけれど無骨なまでに剥き出しに自分を晒して作る歌だからこそ他人事のように励まされるのではなく、聴く人それぞれが自らを奮い立たせるような応援歌になったのだと思います。

皆さんにもぜひ映画「アキラとあきら」と共にこの歌で熱くたぎってもらえたら嬉しいです。 

馮年プロデューサー コメント

池井戸さんらしい骨太な人間ドラマでありながら、池井戸さんには珍しく若い二人の青年を主人公にした青春感の強い物語、それが「アキラとあきら」です。

この作品を一人でも多くの方に楽しんで頂くために、世代を問わず多くの方々の心を震わせ、感動を届けてきたback numberさんしかいないと思い、主題歌をお願いしました。

二人のアキラのように、生きること、働くことには、大なり小なり辛いことがあると思います。
そんな苦しい時、心が折れそうな自分を肯定し、エールを送ってくれるような、熱くて、優しい楽曲を制作して頂きました。

スタッフ・キャストの力が結集した本編と、back numberさんとによる珠玉の主題歌。

この二つが合わさって「池井戸潤史上、最も泣ける作品」になったと、自信を持って言えます。
映画と主題歌、両方お楽しみいただけたら幸いです。

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