宝塚歌劇団・花組公演「巡礼の年」の新人公演が21日、兵庫・宝塚大劇場で行われ入団7年目の侑輝大弥(ゆき・だいや)が初主演を務めた。
19世紀ヨーロッパで活躍したピアニスト、リストの栄光と苦悩を描く話題作。身長1メートル73の恵まれたルックス、落ち着いた芝居運びで客席を魅了した侑輝だが、終演後は「課題しかないぐらい。早く東京での新人公演に向けて稽古を始めたい」と反省も忘れなかった。
それでも、初めてセンターで受けるスポットライトに「本当に何も見えないぐらい明るくて(笑)。でもそれが役が求める光とリンクしていて、気持ち良かった」と笑顔を浮かべた。
トップスター・柚香光(ゆずか・れい)からは「役としての呼吸を大切に」とアドバイスを受けた。「どうしても力が入りすぎてしまうところがあるので、これからも自然に役として呼吸できるように頑張りたい」と力を込めた。
ヒロイン、マリーを好演したのは4年目の星空美咲(ほしぞら・みさき)。すでに宝塚バウホール公演などでヒロイン経験済みとあって安定感抜群だったが、新人公演では今回が初めて。「1回にかける、というのは緊張もしたし、難しい。でも、だからこそ出せるエネルギーや力も感じられました」と振り返っていた。
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花組新人公演、侑輝大弥が初主演務める スポットライト「気持ち良かった」 - スポニチアネックス Sponichi Annex
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