文化勲章に松本白鸚さんら６人…文化功労者にユーミンと「ひふみん」ら２０人 - 読売新聞オンライン

　政府は２５日、２０２２年度の文化勲章受章者と文化功労者を発表した。文化勲章は歌舞伎の松本 白鸚（はくおう） 氏（８０）や日本画の 上村淳之（うえむらあつし） 氏（８９）、電子工学の榊裕之氏（７８）ら６人、文化功労者は将棋の加藤 一二三（ひふみ） 氏（８２）や大衆音楽の松任谷由実氏（６８）、小説の 辻原（つじはら）登（のぼる） 氏（７６）ら２０人が選ばれた。

　ほかに文化勲章を受けるのは箏曲の 山勢松韻（やませしょういん） 氏（８９）、発酵学の別府輝彦氏（８８）、中国思想史・中国史の吉川忠夫氏（８５）の３人。

　また、文化功労者には電子工学の伊賀健一氏（８２）、現代舞踊の 勅使川原三郎（てしがわらさぶろう） 氏（６９）、スポーツ振興の吉田和子氏（７１）らも選出された。

　文部科学省によると、初めての受章・顕彰の分野は文化勲章の箏曲、文化功労者の現代舞踊。女性は文化勲章が山勢氏、文化功労者が松任谷氏ら５人で計６人だった。将棋棋士で文化功労者に選ばれるのは１９９０年度の大山康晴氏に続いて加藤氏が２人目となる。

　文化勲章の親授式は１１月３日に皇居で、文化功労者顕彰式は同４日に東京・虎ノ門のホテル「Ｔｈｅ　Ｏｋｕｒａ　Ｔｏｋｙｏ」で行われる。

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