女優の川口春奈が主演を務めるフジテレビ系「silent」(木曜・後10時)の第6話が11日に放送された。佐倉想(目黒蓮)の友人でろう者の桃野奈々(夏帆)の葛藤が描かれ、切なさにネットは涙した。(以下、ネタバレがあります。ご注意ください)
第6話は、想と奈々の大学時代の出会いからスタート。想はスポーツ推薦で入学するも、耳が聞こえないことが原因で部活をやめ、孤立。まだ手話を習得する前だったため、聞こえる人とも聞こえない人とも距離を置き始めた時期に、出会ったのが奈々だった。
奈々は想の気持ちを知り、孤独を受け止めた。そして筆談で「音がなくなることは悲しいことかもしれないけど、音のない世界は悲しい世界じゃない」などと伝えて励ました。
想にとってかけがえのない存在だったが、あくまでも「高校卒業してからできた唯一の友達」。そして「大事な人」だからこそ向き合おうと決め、奈々と2人で会うことにした。
一方、奈々は、ショーウィンドウで青いハンドバッグをうらやましそうに見つめていた。久々に想から誘われると喜んだ奈々だったが、想が紬のことを持ち出すと喧嘩になってしまった。紬と戸川湊斗(鈴鹿央士)が別れたことを知った奈々は「想くんと(紬が)再会したせいで別れちゃったんだ」と決めつけ、紬への嫉妬心から「あの子に聞こえない想くんの気持ちはわかんないよ」とエスカレートしてしまった。
その帰り道、とぼとぼと一人リュック姿で歩く奈々。想とよく待ち合わせた横断歩道に来たところで画面から一瞬スッと消えた。直後、写った奈々が手にしていたのは、ショーウィンドウで見たあの青いハンドバッグ。リュックは消えていた。後に夢だと分かったそのシーンで奈々は、スマホで会話しながら想と待ち合わせ、手を握ってデートへ…。ろう者の奈々には叶わない、憧れのシチュエーションだった。
その場面を見たファンは「ハンドバッグは手話するから持てないのかな…」「手を繋ぐ、電話をする、も奈々には手に入らないこと」「奈々の夢は一生叶うことができないんだね、、、好きな人と手も繋げない。電話もできない。ハンドバッグも持てない。今回は今までにない悲しみが襲いかかってきた」「奈々の夢の中に聴者とろう者の対比が詰め込まれていてしんどい」「叶わないことの象徴としてななちゃんのハンドバッグが出てくるの、ほんとすごい表現…」「奈々ちゃんの見た夢の切なさに凄く辛くなった」「涙止まらんかった」と切なさを感じていた。
【silent】“奈々”夏帆のハンドバッグの意味にネット号泣「すごい表現」「夢は叶うことが…今までにない悲しみ」 - スポーツ報知
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