NHKは17日、嵐の松本潤(39)が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)初回(1月8日後8・00~8・58)の総合視聴率(世帯)が25・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったと発表した。リアルタイム視聴率15・4%、タイムシフト視聴率10・7%。4作連続25%超えと好調。「録画再生率」「録画視聴率」とも呼ばれるタイムシフト視聴率は前作「鎌倉殿の13人」の9・9%を上回り、16年10月の調査開始以来、大河ドラマ初回タイムシフト最高を更新した。
リアルタイム+タイムシフト合計の「視聴人数」(全国32地区で番組を1分以上の視聴した人数の推計値)は、
NHK総合(後8・00)=2595・6万人
BSプレミアム(後6・00)=474・1万人
NHK総合・BSプレミアム合計=2880・1万人(総合テレビとBSプレミアム両方視聴の重複を除く)
タイムシフト好調により、前作「鎌倉殿の13人」の2705・7万人(NHK総合2406・4万人、BSプレミアム490・9万人)を上回った。
総合視聴率とは、リアルタイム視聴率とタイムシフト視聴率(録画機器などで放送後7日以内、168時間以内に視聴)の合計(重複は差し引く)。
ビデオリサーチ社が2016年10月3日から新たな視聴率調査を開始。録画機器の性能向上、スマートフォンなどを使用したスマートデバイスによるテレビ視聴など、多様化した視聴形態に即した視聴率算出が近年の課題だったが、検討を重ね「総合視聴率」「タイムシフト視聴率」を新しい指標として採り入れた。
「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河“初出演”にして初主演となる。
【NHK大河ドラマ初回の総合視聴率】(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯)
2017年「おんな城主 直虎」総合22・1%、リアルタイム16・9%、タイムシフト5・8%
2018年「西郷どん」総合21・9%、リアルタイム15・4%、タイムシフト7・6%
2019年「いだてん」総合20・3%、リアルタイム15・5%、タイムシフト5・4%
2020年「麒麟がくる」総合25・3%、リアルタイム19・1%、タイムシフト7・0%
2021年「青天を衝け」総合26・3%、リアルタイム20・0%、タイムシフト7・5%
2022年「鎌倉殿の13人」総合25・8%、リアルタイム17・3%、タイムシフト9・9%
2023年「どうする家康」総合25・2%、リアルタイム15・4%、タイムシフト10・7%
続きを表示
「どうする家康」初回 総合視聴率25・2% 録画は大河初回最高→視聴人数2880万人「鎌倉殿」超え - スポニチアネックス Sponichi Annex
Read More
No comments:
Post a Comment