テレビ朝日が4月から日曜午後10時枠にドラマ枠を新設することが19日、分かった。第1弾は、女優、清野菜名(28)主演の「日曜の夜ぐらいは...」に決定。人生とは、家族とは、愛とは、をテーマにハートフルな作品を届ける。清野は昨年3月、俳優で夫の生田斗真(38)との間に第1子をもうけており、ドラマ出演は出産後初めてだ。
かつては午後9時から日曜洋画劇場を、現在はバラエティー「くりぃむナンタラ」(日曜後9・55)を放送しているテレビ朝日が新たな試みに挑む。同局系列で日曜午後10時台に連続ドラマを放送するのは1966年以来57年ぶりだ。
午後8時からのNHK大河ドラマ、午後9時からのTBS系日曜劇場と重厚な看板ドラマが続く日曜の夜に、一線を画し、ドラマ好きが楽しめる作品を届けて「日曜の夜はドラマ」の流れを生み出すことが狙い。
清野は「新しい枠に1番に挑戦できるのはとてもうれしく、楽しくやっていければ」と胸を躍らせた。
第1弾作品となる「日曜の夜ぐらいは…」は、車いす生活を続ける母親と2人暮らしで、アルバイトをしながら生活する平凡な20代女性・岸田サチ(清野)が主人公。祖母と工場勤務を続ける女性や、理想の男性との出会いを求めタクシー運転手を続ける女性と出会い、友情を育み変化していく物語だ。
映画「キングダム2」の華麗な剣術をはじめ、アクションにも定評のある清野だが、今回は派手な身体表現を封印。〝静の〟演技で魅了する。
脚本はNHK連続テレビ小説「ひよっこ」、映画「いま、会いにゆきます」などを手掛けてきた岡田惠和氏(63)で、清野とは初タッグ。
2月にクランクイン予定で、昨年3月に第1子出産後初のドラマ出演となる清野は「期間が開いていて緊張している部分があるけれど、期待の方が大きい」と気合十分。さらに「母親になって〝母〟という存在に対して強さや愛情など、尊敬の想いも強く感じるようになりました」と心境の変化も明かした。
ドラマは「明日また頑張ろう」と視聴者の背中を押す作品がコンセプト。脚本の岡田氏は「ささやかだけど、視聴者の皆さんと共に今を生きる活力になるような物語を、丁寧につむいでいきたい」と話している。
★「くりぃむナンタラ」は水曜に 新ドラマ枠の開設に伴い、現在日曜午後10時台に放送されている「くりぃむナンタラ」は水曜午後11時45分に〝お引っ越し〟。また、現在水曜午後11時45分から放送されている「NEWニューヨーク」は3月末で終了する。
この記事をシェアする
テレビ朝日が4月から日曜午後10時にドラマ枠を新設 第1弾は清野菜名が主演 出産後初ドラマ - サンスポ
Read More
No comments:
Post a Comment