人生どん底状態で帰郷したペーパーナースのシングルマザーと、へき地医療・訪問診療に精力的に取り組むワケありの医師。地元の年寄りたちの「人生のゴール」に向き合ううち、互いの心に抱え込んだ「傷」を乗り越えようと歩み始める。交錯する生と死、そして希望。4K映像ならではの叙情性豊かな表現で描く。 川岸奈緒(桜井)は、夫に裏切られ、東京から故郷・伊根町に出戻ってきたシングルマザー。かつて看護師になる夢を抱いて資格を取ったが、母の死を機に「死」に恐れを抱き、その夢をあきらめていた。奈緒は近所の老人の通夜の席で三上高志(加藤)に出会う。三上はおよそ医者らしくない医者で、しかもよそ者だったが、トクじい(柄本)ら地元の年寄りから慕われていた。
ある日奈緒は、近くに住む元看護師の老婦人・早川順子(風吹)が三上と関わりがあることに気づく。2人の間には過去の不幸な事件がもとで深い溝があった。早川の死期が迫る中、奈緒はある提案をする。それは奈緒にとっても新たな人生への第一歩だった。
■キャストコメント
▼桜井ユキ
『満天のゴール』原作、脚本と両方読ませていただいた時、まず頭をよぎったのは幼少期を過ごした祖父母の家でした。どこか自分にも身に覚えのあるような感情と、この物語の織りなす優しく穏やかな時間、そして香り。どうか丁寧に向き合い、この物語を紡いでいきたいと思っています。
▼加藤シゲアキ(NEWS)
満天のゴールに参加させていただくことになり、大変光栄に思っております。
私の演じる三上は、地域診療に取り組む医師です。彼がなぜ医師を志し、地域診療に取り組むのか。台本を読み、過去と未来を見つめる三上というキャラクターの痛みと愛情に心を揺さぶられました。
伊根の美しい景色と、医療を通して紡がれる物語を、多くの方に届けられるよう心を込めて演じさせていただきます。
▼風吹ジュン
私の年齢的に当然のように、老い先短い老人や病人、そして寝たきりの役がここ数年増えております。
演じ手として内心「もういいじゃない?」と疑問を感じることもしばしば。
そこで出会った「満天のゴール」。
決して甘くない、生と死を丁寧に描き世に放つメッセージとして、その一端を担えるならばと、役をお受けしました。
主演の桜井ユキさん、そして加藤シゲアキさんはもちろん、柄本明さんも厳しい真冬の伊根の景色もきっと魅力的ですばらしいに違いないと今から期待し私も楽しみなドラマです。
どうぞよろしくお願いします。
▼柄本明
どんなことを思っていても、あまり言うことではないのかなと思いますが、すてきな作品になるように一生懸命セリフを言います。
幸せな最後とはどういうものなのか、ドラマをみて感じていただけたら幸いです。
桜井ユキ、藤岡陽子著『満天のゴール』ドラマ化で主演 加藤シゲアキがワケあり医師役で共演 - ORICON NEWS
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