第72期ALSOK杯王将戦七番勝負第6局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)が11日、佐賀県上峰町の大幸園(たいこうえん)で開幕する。10日の前夜祭では、プロ棋士らによる第6局のみどころ解説もあった。
立会の深浦康市九段(51)は、佐賀の隣県・長崎県佐世保市の出身。棋王戦や名人戦順位戦などでも藤井聡太王将(20)と一緒になることがあり「帯同している感じ」と話し、過密スケジュールに追われる藤井王将を「本当に大変な中、佐賀に来ていただいた」とねぎらった。佐賀県内で同乗したタクシーの中では、鉄道好きで知られる藤井王将と県内の電車などについても話したといい、深浦九段は「非常にリラックスしている。良いコンディションではないか」と期待を込めた。
12日の大盤解説会に登場予定の豊川孝弘七段(56)は、藤井王将と羽生善治九段(52)の年の差に注目。「32歳差。将棋は頭脳スポーツと言われているので、若い方が伸びしろはある。羽生さんは52歳で人生これからだが、背水の陣だ」とユーモアを交えながらエールを送った。【野間口陽】
藤井はリラックス、羽生は背水の陣 王将戦前夜祭でプロ棋士解説 - 毎日新聞
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