11月3日に公開したゴジラシリーズの最新映画「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」。ゴジラ生誕70周年記念作品でもある今作は、公開3日で興行収入10億4100万円、64万8000人を動員と「シン・ゴジラ」を超える好スタートを切っています。
ボクも見てきましたが、戦時中にゴジラと出会ったことがキッカケで心に傷を負ってしまった主人公が、戦後のどん底の状況の中で周りの人たちに支えられながら再びゴジラとの闘いに挑む……というシナリオに期待を裏切る展開は見られず、悪くいえばある程度予想通りに物語は展開します。
しかし、少年漫画の王道を行くようなそのストーリーは、「こういうのでいいんだよ」「こういうのがいいんだよ」と思わせる期待通りの展開を次々と見せてくれ、クライマックスの感動へとボクを誘ってくれました。
一方で、人物描写が足りない部分や細かい設定がガバガバな部分もあり、ご都合主義的な展開に見える部分も散見されます。しかし、主演の神木隆之介さんをはじめとする俳優陣のお芝居や演出の素晴らしさのおかげか、そういったアラはあまり気になりませんでした。
変に捻っていないからこその「こういうのでいいんだよ」が詰まったゴジラ-1.0は、誰が見ても満足できるものになっていると思います。最新技術で暴れまわるゴジラの迫力を、ぜひ多くの方に劇場で味わってほしいと思います。
映画「ゴジラ-1.0」見た漫画家が「こういうのでいいんだよ」とつぶやいた理由 - ITmedia NEWS
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