大みそか恒例の「第74回NHK紅白歌合戦(後7・20)が31日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、今年8月に解散した「男闘呼組」を中心としたバンド「Rockon Social Club」が、大トリの歌手・MISIA(45)とともに登場。コラボした同局のラグビーテーマソング「傷だらけの王者」を披露した。
「Rockon Social Club」は男闘呼組の4人に、プロデューサーでギタリストの元JUN SKY WALKER(S)・寺岡呼人、ドラムの青山英樹が加わり、昨年末に結成された6人組。男闘呼組は旧ジャニーズ事務所に所属していた1988年から2年連続で紅白に出場しており、4人は“34年ぶり”の歌唱となった。
MISIAは「紅白スペシャル2023」をて歌唱。2曲目で「傷だらけの王者」を披露し、Rockon Social Clubも加わった。
男闘呼組は93年に活動を休止。昨年から今年にかけて期間限定で活動を再開し、8月に解散した。メンバーでは唯一、岡本健一が旧ジャニーズ事務所とエージェント契約してしていたが、今月5日に旧事務所とのエージェント契約解除を発表。SNSで、旧事務所タレントのマネジメント業務を引き継ぐ新会社「STARTO ENTERTAINMENT」と将来的に契約を結ぶ考えとみられる説明をしていた。
旧ジャニーズ事務所(現SMILE―UP.)の創業者・故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、旧ジャニーズ事務所所属タレントが不在の中、「OB」が登場する形となった。
NHKは旧ジャニーズ所属タレントについて現状での新規契約はできないとしていたが、本紙の取材に「(旧事務所との)契約解除が、紅白歌合戦出場のために行ったものではない点や、今後のマネジメントの契約先については、STARTO ENTERTAINMENTも含め、未定だという点も確認し、今年の紅白歌合戦の出演は問題ないと判断した」と見解を示していた。
白組は福山雅治がトリを務めた。
今回の番組テーマは「ボーダレス-超えてつながる大みそか-」。コロナ禍や世界での戦火、自然災害など不安な時代だからこそ発揮できる、音楽の力を表現する。司会は有吉弘行(49)橋本環奈(24)浜辺美波(23)、高瀬耕造アナウンサーの4人が務めた。
ゲスト審査員は、元車いすテニスの国枝慎吾さん、陸上女子やり投げの北口榛花、俳優・堺雅人、寺島しのぶ、吉高由里子、歌人・俵万智さん、お笑いタレントのバカリズム、ウクライナ国立歌劇場バレエ芸術監督・寺田宜弘さんの“今年の顔”8人。
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【紅白】元・男闘呼組“34年ぶり”歌唱 旧ジャニ勢不在の中、大トリ・MISIAとコラボ曲披露― スポニチ Sponichi Annex 芸能 - スポニチアネックス Sponichi Annex
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