岡山県内で2日、新たに114人の新型コロナウイルス感染が判明した。1日当たりの感染確認では昨年12月20日の111人を上回り過去最多。岡山、倉敷市でクラスター(感染者集団)が各1件発生し、県内での累計感染者数は4135人、クラスターは76例となった。県は岡山市中心部の飲食店に3日から営業時間の短縮を要請しており、県民に対しても感染防止対策の徹底を呼び掛けている。
新規感染者の内訳は岡山市63人、倉敷市39人、玉野、津山市各4人、総社市2人、浅口、備前市各1人。岡山、倉敷市は1日の感染者数の最多を更新した。114人のうち4人が中等症で、ほかは軽症か無症状。岡山市の33人を含む42人は感染経路が不明という。
岡山市のクラスターは市内の通所介護施設で発生、職員と利用者計6人の感染が分かり、既に判明している1人を含めて感染者は7人となった。倉敷市では市内の高齢者福祉施設で利用者5人の陽性を確認、一連の感染者が8人となり、市はクラスターと判断した。
また県は2日、新型コロナに感染して入院していた高齢者1人の死亡を発表。死者は45人となった。
一方、県による飲食店への時短要請は改正特別措置法に基づく対応で、今月16日まで営業時間を午前5時~午後8時、酒類の提供を午前11時~午後7時に短縮するよう求める。
伊原木隆太知事はこの日の臨時会見で時短要請に触れながら「一人一人が夜間の外出自粛や基本的な対策を徹底しなければ感染拡大は止まらない」と述べ、県民に改めて協力を求めた。
コロナ感染 岡山県最多114人 累計感染者数4135人に:山陽新聞デジタル|さんデジ - 山陽新聞
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