さいたま市は、ことし8月から10月にかけて発表していた新型コロナウイルスに感染して自宅で療養している人の数に、すでに療養を終えていた人が含まれていたと発表し、数字を訂正しました。
自宅療養者の数を一日で最大2000人多く発表していた日もありました。
さいたま市では、新型コロナウイルスに感染して自宅で療養している人の数を毎日、ホームページなどで公表しています。
しかし、感染者が急増していた、ことし8月7日から10月4日にかけては、療養を終えた人の数が反映されず、自宅療養者の数を実際よりも多く公表していたということです。
数字のずれが最も大きかったのは8月23日と24日で、いずれも2000人多く発表していました。
市によりますと、自宅療養の期間が終わると本人に口頭で療養が終わったことを伝えたあと文書でも通知しますが、感染者の急増でこうした事務手続きに時間がかかり、数字に反映されなかったということです。
埼玉県内の自宅療養者は8月22日の1万5471人が最も多くなっていましたが、これを受けて県は1万4457人に修正しました。
さいたま市は、第6波が発生した場合は事務作業などを行う体制を整備することも含めて検討して、再発防止に努めるとしています。
さいたま市 コロナ感染の自宅療養者数を実際より多く公表|NHK 埼玉県のニュース - NHK NEWS WEB
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