[ロンドン 14日 ロイター] - 英税務当局が14日明らかにした11月の被雇用者数は25万7000人増と、政府の一時帰休対策の終了にもかかわらず、2014年の調査開始以降で最高の伸びを記録した。
10月分は16万人増から7万4000人増に下方修正された。
KPMGの英国担当チーフエコノミスト、イエール・セルフィン氏は「今日の統計では労働市場がタイトで、失業者が少ないことが明らかになった。これだけを見ると、利上げを正当化できる可能性があった。ただ、オミクロン株が出現したため、中銀は全会一致で利上げを来年まで見送るだろう」と述べた。
国立統計局(ONS)によると、8─10月の失業率は4.2%と、ロイターがまとめた市場予想と一致。7─9月の4.3%から低下した。
8─10月の就業者数は14万9000人増。ロイターがまとめた市場予想の22万8000人増を下回った。失業者は12万7000人減少した。
8─10月の平均週間賃金は前年比4.9%増。3月以来の低い伸びとなった。ボーナスを除くベースでは前年比4.3%増。2月以来の低い伸びとなった。
9─11月の求人数は121万9000人と、過去最高。新規求人数の伸びは鈍化が続いている。
英被雇用者数、11月は調査開始以降で最大の伸び - ロイター (Reuters Japan)
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