[ジュネーブ 8日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は8日、新型コロナウイルスのオミクロン型変異株の感染が確認されたのが57カ国となったと明らかにした。オミクロン株の感染が広がるにつれ、入院が必要な患者数が増えるとの見通しを示した。
オミクロン株感染による症状の深刻さや、ワクチンの防護効果が低下する可能性を評価するには、さらなるデータが必要と説明した。
WHOは週間報告で、「(オミクロン株感染で)症状が深刻化する度合いがデルタ株と同等ないし、低かったとしても、感染者が増えれば入院者数も増えると予想される。感染者数の増加と死者数の増加はある程度時間をおいて起こる」と述べた。
オミクロン株を最初に報告した南アフリカでは、12月5日までの1週間に確認された新型コロナ感染者数が6万2000人超と倍増。エスワティニ(旧スワジランド)、ジンバブエ、モザンビーク、ナミビア、レソトでも大幅に増加した。
再感染リスクについて「暫定的な分析は、オミクロン株に見られる変異が、自然免疫の防御低下による抗体の中和活動を低下させる可能性を示した」としたが、ワクチン接種による免疫による防御をオミクロンが低下させるか評価するにはさらなるデータが必要とした。
オミクロン株感染報告57カ国、今後入院者数増加の見込み=WHO - ロイター (Reuters Japan)
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