2021年12月11日16時08分
中国電力島根原発2号機(松江市)の再稼働をめぐり、島根、鳥取両県の市民団体が賛否を問う住民投票の実施を目指して署名を集めたところ、3市で直接請求に必要な法定署名数が集まったことが11日、分かった。
同原発は全国で唯一、県庁所在地に立地。署名活動は、松江市と30キロ圏内の鳥取県米子、境港両市で11月に始まり、島根県出雲市では来年1月から予定している。
各団体によると、署名活動を始めた3市では直接請求に必要な有権者数の50分の1を超える署名が集まり、近くそれぞれの市に提出するという。
記者会見した市民団体「どうする島根原発?みんなで決める松江の会」の岡崎由美子共同代表は、「未来を左右する重大な選択を主権者である私たちは人任せにすることはできない」と訴えた。
島根原発2号機は9月、再稼働に必要な国の審査に合格し、地元自治体の同意手続きに入っている。
住民投票署名、3市で法定数超え 島根原発の再稼働問う―市民団体 - 時事通信ニュース
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